みなさんご存知の(´▽`) その9
高島屋は、土蔵前に急ごしらえの店をつくって、焼け残った衣料品を売り出しました。
すると着のみ着のままの人も多かったから、たちまち行列ができて、あっという間に売れてしまったのです。
滞貨一掃どころか、それこそ布切れ一枚でも引っ張り凧となって、二代目が大量に買い込んで始末に困っていた木綿地に羽根が生えでもしたようによく売れたそうです。
この時、初代六十二歳、二代目二十入歳で、高島屋は、さっそく店舗を新築して、旧に倍する盛業ぶりとなりました。
そして時代は一転して、文明開化の明治時代を迎えました。
明治七年、初代は七十一歳の天寿を全うして世を去り、二代目が新七を襲名しました。